2003年からつづく
へちま専業農家。

夫婦で始めたへちまづくりは、2003 年に遡ります。肌が弱く自分にあうスキンケアを探していたところにへちまと出会い、自分たちでつくってみようと地域の耕作放棄地を利用して始めました。熊本にある農家さんを訪ねて助言をもらいながら、土壌づくりからへちまの栽培、収穫まで独自の農法を試行錯誤のもと構築し今に至 ります。

収穫は中秋の名月に行う。
茎の水分がへちま水となる。

夏にしっかり発育したへちまは、旧暦の8月15日にあたる「中秋の名月」にへちま水の採取を行います。1日かけてゆっくりとへちま水が茎から収穫瓶へ一滴一滴と溜まっていきます。採取が終わったあとは、また1年後の採取にむけて土壌作りに取り掛かります。

へちまの実も葉っぱも
すべて使う。

たわしのイメージが強いへちまの実ですが、実は食べることができます。煮物や天ぷらにすると美味しいです。またインドネシアでもへちまの実を食べる文化があるそうで最近では近隣のカレー屋さんへ出荷しています。食用へちまは実が大きくなる(繊維が強くなる)前の時期が適しているため、8月ごろに収穫します。へちまたわしはへちま水を採取した後に洗浄などを経て雑貨屋さんやペットショップへ出荷します。

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